きみょうむりょうじゅにょらい
帰命無量寿如来
なむふかしぎこう
南無不可思議光
ほうぞうぼさいんにんじ
法蔵菩薩因位時
ざいせじざいおうぶっしょ
在世自在王仏所
書下し・現代語訳01
とけんしょぶつしょうどいん
覩見諸仏浄土因
こくどにんでんしぜんまく
国土人典之善悪
こんりゅうむじょうしゅしょうがん
建立無上殊勝願
ちょうほっけうだいぐぜい
超発稀有大弘誓
書下し・現代語訳02
ごこうしゆいししょうじゅ
五劫思惟之摂受
じゅうせいみょうしょうもんじっぽう
重誓名声聞十方
ふほうむりょうむへんこう
普放無量無辺光
むげむたいこうえんのう
無碍無対光炎王
書下し・現代語訳03
しょうじょうかんぎちえこう
清浄歓喜智慧光
ふだんなんしむしょうこう
不断難思無称光
ちょうにちがっこうしょうじんせつ
超日月光照塵刹
いっさいぐんじょうむこうしょう
一切群生蒙光照
書下し・現代語訳04
ほんがんみょうごうしょうじょうごう
本願名号正定業
ししんしんぎょうがんにいん
至心信楽願為因
じょうとうがくしょうだいねはん
成等覚証大涅槃
ひっしめッどがんじょうじゅ
必至滅度願成就
書下し・現代語訳05
にょらいしょいこうしゅっせ
如来所以興出世
ゆいせみだほんがんかい
唯説弥陀本願海
ごじょくあくじぐんじょうかい
五濁悪時群生海
おうしんにょらいにょじッごん
応信如来如実言
書下し・現代語訳06
のうほいちねんきあいしん
能発一念喜愛心
ふだんぼんのうとくねはん
不断煩悩得涅槃
ぼんしょうぎゃくほうさいえにゅう
凡聖逆謗斉回入
にょしゅうしにゅうかいいちみ
如衆水入海一味
書下し・現代語訳07
せっしゅしんこうじょうしょうご
摂取心光常照護
いのうすいはむみょうあん
已能雖破無明闇
とんないしんぞうしうんむ
貪愛瞋憎之雲霧
じょうふしんじしんじんてん
常覆真実信心天
書下し・現代語訳08
ひにょにっこうふうんむ
譬如日光覆雲霧
うんむしげみょうむあん
雲霧之下明無闇
ぎゃくしんけんきょうだいきょうき
獲信見敬大慶喜
そくおうちょうぜッごあくしゅ
即横超截五悪趣
書下し・現代語訳09
いっさいぜんまくぼんぶにん
一切善悪凡夫人
もんしんにょらいぐぜいがん
聞信如来弘誓願
ぶッごんこうだいしょうげしゃ
仏言広大勝解者
ぜにんみょうふんだりけ
是人名分陀利華
書下し・現代語訳10
みだぶほんがんねんぶ
弥陀仏本願念仏
じゃけんきょうまんあくしゅじょう
邪見驕慢悪衆生
しんぎょうじゅじじんになん
信楽受持甚以難
なんちゅうしなんむかし
難中之難無過斯
書下し・現代語訳11
いんどさいてんしろんげ
印度西天之論家
ちゅうかじちいきしこうそう
中夏日域之高僧
けんだいしょうこうせしょうい
顕大聖興世正意
みょうにょらいほんぜいおうき
明如来本誓応機
書下し・現代語訳12
しゃかにょらいりょうがせん
釈迦如来楞伽山
いしゅうごうみょうなんてんじく
為衆告命南天竺
りゅうじゅだいじしゅっとせ
龍樹大士出於世
しッのうざいはうむけん
悉能摧破有無見
書下し・現代語訳13
せんぜだいじょうむじょうほう
宣説大乗無上法
しょうかんぎじしょうあんらく
証歓喜地生安楽
けんじなんぎょうろくろく
顕示難行陸路苦
しんぎょういぎょうしどうらく
信楽易行水道楽
書下し・現代語訳14
おくねんみだぶほんがん
憶念弥陀仏本願
じねんそくじにゅうひッじょう
自然即時入必定
ゆいのうじょうしょうにょらいごう
唯能常称如来号
おうほうだいひぐぜいおん
応報大悲弘誓恩
書下し・現代語訳15
てんじんぼさぞうろんせ
天親菩薩造論説
きみょうむげこうにょうらい
帰命無碍光如来
えしゅたらけんしんじ
依修多羅顕真実
こうせんおうちょうだいせいがん
光闡横超大誓願
書下し・現代語訳16
こうゆほんがんりきえこう
広由本願力廻向
いどぐんじょうしょういっしん
為度群生彰一心
きにゅうくどくだいほうかい
帰入功徳大宝海
ひッぎゃくにゅうだいえしゅしゅ
必獲入大会衆数
書下し・現代語訳17
とくしれんげぞうせかい
得至蓮華蔵世界
そくしょうしんにょほっしょうしん
即証真如法性身
ゆぼんのうりんげんじんずう
遊煩悩林現神通
にゅうしょうじおんじおうげ
入生死薗示応化
書下し・現代語訳18
ほんじどんらんりょうてんし
本師曇鸞梁天子
じょうこうらんしょぼさらい
常向鸞処菩薩礼
さんぞうるしじゅじょうきょう
三蔵流支授浄教
ぼんしょうせんぎょうきらくほう
梵焼仙経帰楽邦
書下し・現代語訳19
てんじんぼさろんちゅうげ
天親菩薩論註解
ほうどいんがけんせいがん
報土因果顕誓願
おうげんえこうゆたりき
往還廻向由他力
しょうじょうしいんゆいしんじん
正定之因唯信心
書下し・現代語訳20
わくぜんぼんぶしんじんほ
惑染凡夫信心発
しょうちしょうじそくねはん
証知生死即涅槃
ひっしむりょうこうみょうど
必至無量光明土
しょうしゅじょうかいふけ
諸有衆生皆普化
書下し・現代語訳21
どうしゃっけっしょうどうなんしょ
道綽決聖道難証
ゆいみょうじょうどかつうにゅう
唯明浄土可通入
まんぜんじりきへんごんしゅ
万善自力貶勤修
えんまんとくごうかんせんしょう
円満徳号勧専称
書下し・現代語訳22
さんぷさんしんけおんごん
三不三信誨慇懃
ぞうまほうめどうひいん
像末法滅同悲引
いっしょうぞうあくちぐぜい
一生造悪値弘誓
しあんにょうかいしょうみょうか
至安養界証妙果
書下し・現代語訳23
ぜんどうどくみょうぶっしょうい
善導独明仏正意
こうあいじょうさんよぎゃくあく
矜哀定散与逆悪
こうみょうみょうごうけんいんねん
光明名号顕因縁
かいにゅうほんがんだいちかい
開入本願大智海
書下し・現代語訳24
ぎょうじゃしょうじゅこんごうしん
行者正受金剛心
きょうきいちねんそうおうご
慶喜一念相応後
よいだいとうぎゃくさんにん
与韋提等獲三忍
そくしょうほっしょうしじょうらく
即証法性之常楽
書下し・現代語訳25
げんしんこうかいいちだいきょう
源信広開一代教
へんきあんにょうかんいっさい
偏帰安養勧一切
せんぞうしゅうしんはんせんじん
専雑執心判浅深
ほうけにどしょうべんりゅう
報化二土正弁立
書下し・現代語訳26
ごくじゅうあくにんゆいしょうぶ
極重悪人唯称仏
がやくざいひせっしゅちゅう
我亦在彼摂取中
ぼんのうしょうげんすいふけん
煩悩障眼雖不見
だいひむけんじょうしょうが
大悲無倦常照我
書下し・現代語訳27
ほんじげんくうみょうぶっきょう
本師源空明仏教
れんみんぜんまくぼんぶにん
憐愍善悪凡夫人
しんしゅうきょうしょうこうへんしゅう
真宗教証興片州
せんじゃくほんがんぐあくせ
選択本願弘悪世
書下し・現代語訳28
げんらいしょうじりんでんげ
還来生死輪転家
けっちぎじょういしょし
決以疑情為所止
そくにゅうじゃくじょうむいらく
速入寂静無為楽
ひっちしんじんいのうにゅう
必以信心為能入
書下し・現代語訳29
ぐきょうだいじしゅうしとう
弘経大士宗師等
じょうさいむへんごくじょくあく
拯済無辺極濁悪
どうぞくじしゅうぐどうしん
道俗時衆共同心
ゆいかしんしこうそうせ
唯可信斯高僧説
書下し・現代語訳30
【念仏・和讃】
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無
弥陀成仏のこのかたは
いまに十劫をへたまへり
法身の光輪きはもなく
世の盲冥をてらすなり
書下し・現代語訳31
──────────
三朝浄土の大師等
愛愍摂受したまひて
真実信心すすめしめ
定聚のくらいにいれしめよ
書下し・現代語訳34
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無
阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無
解脱の光輪きはもなし
光触かふるものはみな
有無をはなるとのべたまふ
平等覚に帰命せよ
書下し・現代語訳32
──────────
他力の信心うるひとを
うやまひおほきによろこべば
すなはちわが親友ぞと
教主世尊はほめたまふ
書下し・現代語訳35
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無
清浄光明ならびなし
遇斯光のゆへなれば
一切の業繋ものぞこりぬ
畢竟依を帰命せよ
書下し・現代語訳33
──────────
如来大悲の恩徳は
身を粉にしても報ずべし
師主知識の恩徳も
ほねをくだきても謝すべし
書下し・現代語訳36
【回向】
願以此功徳
平等施一切
同発菩提心
往生安楽国
書下し・現代語訳37
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